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Blog 12/20/2016 ICT全般 Tatsuo Hosoi

財布もIDも持たずに、街に出よう!アメリカで既にはじまっているGOV-TECHとは?

こんにちは。Nissho Electronics USA細井です。 早いもので、今年も残すところあと半月、街はクリスマスデコレーションがなされて綺麗です。近年のLEDの普及により、各家庭のイルミネーションも様々な工夫がなされ、形状、色合いが楽しめます。 普段はなんでもない住宅街が、夜になると一転、賑やかな街風景に変わっていて、はじめは道を間違えたか!と思ったくらいですが、今では通勤から帰宅する車の運転も楽しみの一つです。さて、そんなクリスマスや年の瀬に全く関係が無い内容ですが、今年最後のNEAブログです。 なんでもTECH! シリコンバレー発のスタートアップやベンチャー企業の傾向で、ソフトウエア化と、金融業界のFinance x ITのFinTECHに例をあげられるように、従来のビジネスにテクノロジー(IT)を活用し、新たな可能性や、ビジネスモデルそのものを変えてしまう〇〇-TECH が花盛りである事はよく耳にされていると思います。 農業xITのAGRI-TECH、教育xITのED-TECH、健康xITでHEALTH-TECH、、なんでもTECHです…  。そんな中で、今回は、公共機関(Government)xITでGOV-TECHの一例をご紹介します。 GOVというと日本ではマイナンバーが最近ではイメージが強いかもしれませんね。今回は皆さんに関係の深い車の運転免許に関してです。 アメリカでは日本と比べられないほどの車社会です。ここ数年で車の運転免許証のデジタル化:デジタル運転免許証(Digital Drivers License)への試みが始まっています。手続きのWEB化ではなく、免許証自体のデジタル化で、スマートフォンで表示します。 この試みは少しさかのぼり2014年からになりますが、アイオワ州, アイダホ州, 他の数州などで開始されていて、今年2016年にコロラド州がDigital Drivers Licenseを2年間のトライアル運用をスタートし始めました。資料を見ると、米国商務省が提供する2年間のパイロットプログラムを活用しているとの事です。 10月にフロリダで開催された調査会社GARTNERのSymposiumにてアイオワ州を事例として発表していたのを聴講したのですが、同州のトライアルではアイオワ州交通省の約100人の従業員がモバイルアプリケーションをテストを開始しました。 アイオワ州のパイロットプログラムの主な目的は技術的な検証です。技術検証なので、例えばこのデジタル免許証をIDとして使用して、お酒など購入する事は出来なかったらしいですが、運用上の技術的な懸念やチャレンジに関しては色々とテストができたようです。なぜアイオワ州ではできたのか?という素朴な疑問ですが、アイオワ州では、モバイル運転免許証のアプリが一般の手に渡ることを妨げる法律が無かったとの事で、実施し易い環境があったとの事。やはりGOVと規制は密接に関係してしまいますね。アイオワ州の試みは、全米各地から注目され、当然ですが視察も多いと言っていました。 デジタル免許証の代表的なメリットしては以下が挙げられています。 発行や更新が容易になる 州が新しいカードを印刷する必要はなく、市民は購入して新しいカードを待つ必要がないということです。市民の年齢が20歳から21歳のときにアドレスを変更したり、カードのレイアウトを更新することは、すべてオンラインで行うことができるといった事が挙げられています。更新手続きに、DMV(Department of Motor Vehicles)に長蛇の列を作らずに、顧客満足度の改善に繋がるということと、改ざん防止に役立つとのことらしいです。 紛失への対策向上 たとえスマートフォンを紛失しても、遠隔からのワイプ機能で即座の対応が可能との事で、改ざん防止レベルが上がるとの事。 認証レベルの向上 物理的な運転免許証の認証は、今日は視覚的な確認で実施されています。現在では誰かがカードを見て、そのカードが本物か偽かを判断します。デジタル運転免許証が普及した場合、顧客のカードの正当性を検証する店舗側のアプリは、不正行為を無くすものではありませんが、人の視覚に依存していた事に比べ、はるかに難しくなるとの事です。 現在までのトライアルでは大きな不具合は生じていない様子ですが、今後トライアル期間中に発見されるであろう新たな懸念に、議論は喧々諤々されるでしょう。しかしそれらの懸念を解消するための技術や仕組みもBigData, AI、Cyber Securityなどを駆使して開発され、活用してゆくサービスなどが必ず生まれて来ます。こうやって今後も〇〇xITが世の中のチカラとなってゆくのでしょうね、楽しみです。 出かける時はスマホだけ! 日本ではお財布携帯が普及していますが、Google WalletやApple Payは普及し始めてきています。お財布を持たなくて良くなるのは嬉しいのですが、アメリカでは至るところでIDの提示が求めらます。IDの代表例として運転免許証を使用しますが、お財布携帯になるとIDを家に忘れるといった不具合が多発しそうと言われ始めていて、その懸念も解消されるのでは??と副次的な効能も期待され始めています。近いうちに”出かけるときにはスマホだけ持って・・・”と、ライフスタイルの変化が訪れそうです。 Nissho Electronics USAは上記のようなトレンドを把握の上、来るべきデジタルビジネス時代に備え、様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしてまいります。 日商エレクトロニクスのソリューションはこちらからご覧頂けます。

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Blog 12/14/2016 サイバーセキュリティー | シリコンバレー | フィンテック Yukiharu Matsugu

【Fintech】シリコンバレー流お金の渡し方 個人間送金アプリ

こんにちは。真次です。 アメリカではクレジットカードorデビットカードがどこでも利用できるため、現金をほぼ使いません。そのため、友人と割り勘をする際など現金を渡す必要がある場合に困ることがあります。 日本であればATMでおろしてくるもしくは銀行振り込みかとなりますが、こちらはATMの数も少なく、振り込みも送金手数料が$30弱、受け取り手数料も平均$15強と高いためとても使いづらいです。こちらでは小切手が一般的な手段としていまだに使われています。 しかし、小切手も紙で渡す必要があるため手間です。この不便さはアメリカのミレニアル世代からも強い不満を持たれており、スマートフォンを中心として個人間で手軽に送金できるPeer to Peer Paymentsという仕組みが生まれました。今日は、そんなPeer to Peer Paymentsの現状と有力プレーヤーをご紹介いたします。 大手銀行の振り込み手数料一覧 Peer to Peer Paymentsとは PC、タブレット、スマートフォンから個人間でお金のやり取りをする仕組みです。銀行口座、デビットカード、クレジットカードのいずれかと連携し、アプリ上でお金の送金が可能になります。日本ではLine pay が仕組みを提供していますし、Kyashという会社がシリーズAで10億円を集めたと話題になっています。アメリカでは、PayPal、Facebook、Google、Snapchat、Squareなど多くのプレーヤーが参入してきており、プラットフォームが乱立しています。同じプラットフォーム間でしか送金ができないため、いくつかを並行利用する必要があります。 基本的な使い方は、アプリをダウンロードし、銀行口座、デビットカード、クレジットカードのいずれかのアカウントを登録します。同じサービスを活用している相手に対してアプリ上で紐づいたアカウントからお金を送金することができます。 1. Venmo 2009年設立、PayPal傘下。右肩上がりで成長しており、2016年Q3の三か月間で$49憶ドルが取引されています。モバイルでの操作に優れており、若年層に圧倒的シェアを持っています。1週間で最大$2,999まで送金可能です。ソーシャルフィード機能があり、誰が誰に送金したかが見えるようになっているのが特徴です。※上の画像のように金額は隠されています。設定でOffにすることもできます。 2. PayPal 傘下のVenmoで同様サービスを展開しつつ、PayPalの既存ユーザーに対して個人間送金のサービスを開始しています。Venmoがモバイルからの利用を前提とした若年層をターゲットにしているのに対し、PayPalはPCからの利用を前提とした30代以上がメインターゲットです。PayPalのActiveユーザーが世界で約2億人いることが大きな特徴です。 3. Square Cash 2013年サービス開始。基本的な機能はVenmoと同じ。送金手続きに1-3営業日かかります。最大$2,500まで送金可能です。 4. Google wallet Googleアカウントを利用したお金のやり取り。Googleアカウント と連携できるのが大きな特徴です。 5. Facebook Messenger FacebookのMessengerアプリの中でもお金のやり取りができるようになりました。Messengerの$マークを選んで金額を打ち込むだけで送金できます。受信側はメッセージ受信と同じUIでお金が振り込まれたことを確認できます。  6. Snapcash Snapchat上でもお金のやり取りを行えます。裏でSquare cashが動いており、登録するとSquare cashでも使えるようになります。送金の上限は$250。Snapchatは若年層で多く使われていることから、Venmoユーザーを奪う可能性があると言われています。 7. 次に参入するのはApple ?   次に参入するのはAppleと予想されています。i messageでもお金の送金ができるようになるようです。 以前のブログでChat bot bankingをご紹介しましたが、Apple payでは、Siriと連携してお金のやり取りができるようになると思われます。 最後までお読みいただきありがとうございました。 Nisshoのソリューション・サービスの詳細は、日商エレクトロニクスWEBにてご確認頂けます。  ご質問はこちらの質問フォームからお気軽にご連絡ください。 Nissho Electronics USAではシリコンバレーから旬な最新情報を提供しています。 こんなことを調べてほしい!などございましたらぜひご連絡ください。

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Blog 12/07/2016 シリコンバレー Team Nelco

自動運転技術はどこまで進んでいるのか?‐注目の自動運転支援システム13選

シリコンバレーでは自動車やモビリティ関連にフォーカスしてスタートアップに投資するVCが出てきているくらい、スタートアップの自動車業界の注目度は高い。 例えば、テスラから発売されて一気に知名度が上がったインターネット通信機能を持つコネクティッドカーや、Googleが開発に注力している自動運転車など話題の企業をはじめ、多くのスタートアップが新ビジョンや新製品を開発している。 これらのスタートアップに負けず劣らず、世界のトップ自動車会社も自動車を進化させてきている。その中でも自動運転支援システムは人々の安全性を高めるのに役立っている。しかし、システムの種類は多岐にわたっているので、我々にはわかりにくく、かつどのように安全に役立っているのかもわからない。 自動運転車とはどのような仕組みで動いており、どういったシステムで安全性を保障されているのだろうか? 今回は自動運転車の安全性に注目し、常に改良を続けている先進運転システムの中でも将来性の高い13個のシステムをご紹介する。 1. アダプティブ・クルーズ・コントロールシステム これは前方にある車やトラックのスピードに合わせて自動でスピードアップ・ダウンを行うという機能である。そして車間を一定に保つためにレーダー・カメラ等の監視システムが使用されている。複雑な運転のいらない高速道路で最も便利な機能だが、一般道のように一回一回止まる必要があるような場面にも対応できるレベルのシステムも開発されている。 2. アダプティブライトコントロール これは場所や状況に合わせて車のライトの明るさを自動で調節してくれるという機能である。例えば暗闇の時は明るく照らしてくれる、コーナーで曲がるとき等に見やすいように曲がる先が見えるように光の角度を調節してくれる等細かな明るさ調節を行ってくれる。 3. 自動ブレーキシステム これは自動車が早すぎたりするときに、自動でブレーキをかけるというシステムである。実際に衝突するときにブレーキをかけることがメインの機能であるが、ある一定の速度まで行ったときに自動でブレーキをかけて速度を遅くすることで事故そのものを防ぐことに役立っている。感知を行うセンサーも3種類に分かれており、ミリ波レーダー・ステレオカメラ・赤外線レーザーがありそれぞれ感知できる距離・精度に違いがある。 4. 自動駐車システム 駐車が嫌いな方への朗報である。このシステムを使えばほとんど駐車場を自分で行わなくて済むようになるのだ。これは駐車場での駐車をするときに手助けをしてくれるシステムで、駐車場を選んで指定することによってその駐車場に車が自動的に駐車を行ってくれる。テスラ・モーターズ、BMWが高い精度の完全自動駐車化を達成している。 5.後方視覚検知機能 これは後方の目視が不可能なところでのセンサーを使って運転手に「何があるか」の情報を与えてくれるシステムである。例えば車線切り替えの際に目視では確認しずらい斜め後ろから車が接近していると運転手に危険を知らすためアラームが鳴るというような仕組みになっている。 6. 衝突回避システム 衝突回避システムは、車が近くのモノに衝突する危険性がないかを確認することが可能である。確認できるものとしては、車・歩行者・乗り物・動物・道路上の危険物等が挙げられる。もし障害物にあたりそうな場合はシステムがドライバーに知らせてくれる。またシステムの中にはブレーキを掛けたり、シートベルトをきつく締めたりしてくれるものもある。 7. 眠気検知システム 眠気検知システムは様々な方法を使って運転手が眠気を感じていないか、気が散漫になっていないかを判断する。現在は運転手の頭の動きなどを分析して、眠気がないかどうかを判断している。将来的には専用ウェアを着て、心拍数などと連動することによってより精度高い探知システムを作ろうとしている。 8. GPSナビゲーション 現代に紙のマップで運転を行っているという人はいるだろうか。完全にこのGPSに置き換えられてしまっている。ほとんどのGPSは音声で方向を指示するようにできており、運転手がスクリーンを見なくてもいいようになっている。そして最近のGPSシステムでは交通渋滞のデータもわかるようになり、運転手はラジオやニュースを聞かなくてもいいようになっている。先進運転支援システムが普遍化した代表例ということができるだろう。 9. ヒル・ディセント・コントロール これは、急勾配などでの坂道運転を楽にしてくれる先進運転支援システムである。下り道を走る時普通車はどんどん早くなってしまうため、フットブレーキとエンジンブレーキを使ってスピードを落とす必要がある。しかしこの機能があれば自動でスピード調整を行ってくれ、車速を一定に保ち続けてくれる。 10. 速度自動調節機能 これは、様々な情報を読み取り運転手に法定速度を守るよう促すものである。まだ一定地域でしか作動しないが、車の速度と法定速度を自動で比較し超えていないかをチェックし、もし超えていたら自動で法定速度に調節を行う。 11.レーンキープアシストシステム これは、車が車線から勝手に外れてしまうのを避けるようにするシステムだ。もし車が車線から外れそうになった時は、他の車に衝突したりすることを避けるために、音を鳴らして警告する。現在は改良が進んでおり、車線へ戻る動作をを人間が行わずとも自動で行われるようになりつつある。 12.夜間走行システム これは、夜に非常に見分けにくくなる障害物を見分けるのに非常に役立つシステムである。現在はすべての車に使われているが、車の外はライトで照らし、車内はサーモエナジーを使ったライトを使い照らすという手段である。 13.タイヤ空気圧監視システム これは運転手へそれぞれのタイヤがどれほどのタイヤ圧を保っているかを伝えるシステムである。普通であればタイヤ圧を図るためには車から降りて実際に一つずつタイヤを測定しなければならない。しかしこのシステムがあれば降りずともタイヤ圧を知ることが可能でメンテナンスのタイミングも知ることができる。なのでめんどくさがりの運転手にもピッタリなシステムである。 まとめ 車大国と言われたアメリカでも若者の免許取得率が2000年に比べ5%減少し、東京では免許は取得したものの車を運転する機会なく自分の運転技術に自信がない人が少なくない。高齢者の運転事故も多くみられる。このような現状の中で自動運転車は、わたしたちの生活に変革をもたらしてくれることを期待する。 参考記事: 13 Advanced Driver Assistance Systems、変化する自動車に関する5つのユーザー体験 Nissho Electronics USAは上記のようなトレンドを把握の上、来るべきデジタルビジネス時代に備え、様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしてまいります。お問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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Blog 12/06/2016 IoT | イベント | シリコンバレー | 人工知能 Daisuke Yamamoto

驚くべきAmazonの破壊力 – AWS Re:invent 2016 –

こんにちは。Nissho Electronics USA山本大輔です。 先日、大盛況の中、行われたAWS Re:inventに参加してきましたので、その内容についてレポートします。 AWS Re:inventとは? AWS re:Inventは、年に1度開催されるアマゾンウェブサービスのユーザーカンファレンスです。世界各国からユーザー、パートナーが一堂に会するAWS最大規模のグローバルイベントであり、毎年多くの新サービスや新機能が発表されます。 2012年から始まり、2016年で通算5回目となります。今年は昨年の2倍となる400以上のブレイクアウトセッションが開催され、参加者は32,000名が募りました。(第1回目は6,000名) 開催場所はネバダ州ラスベガス。会期は2016/11/28-12/2です。 Amazonのすごさを痛感しました Amazonされ見ていれば、全てのテクノロジーがカバーできるのでないかと思うほどのカバレッジでした。機能追加のスピードが他の追随を許さないほど。2016年の新機能、新サービスのリリースは1,000件にのぼります。2日間のKeynoteで発表された新サービスの数はなんと24です! 32,000名もの参加者が集い、どのセッションもほぼ満席でした。イベントのOrganization(なぜかバッティングセンターやら、ゲームパークもありました)含め、Amazonのものすごい勢いを感じます。日本人も500名以上参加しているのではないでしょうか。 2015年時点で、2005年のAmazon.comが動くのに必要だった規模のインフラを毎日増設しているというのも驚きでした。また、カスタムチップベースで独自にルータを作っていたり、HWベンダーをも凌駕する機器を独自設計していました。 新たに発表されたサービス 公式サイト含め、既に多くの方が纏められているので、さらっと概要だけ。 EC2インスタンス EC2インスタンスは現在9つの種類がありますが、新たにT2.2xlarge、メモリ容量が倍になったR4、I2より数倍IOPSに優れたI3、パフォーマンスが倍になるC5を発表しました。 また、FPGAが接続されたF1インスタンスをプレビューとして発表し、加えてVPSを簡単にリリースする新サービスAmazon Lightsailをリリースしました。これはイメージを選んでクリックするだけで簡単にVPSが起動するシステムで、一番安価なのは$5とのこと。 GPUを少しだけ使いたい、というワークロードの要望を受け、Elastic GPUs For EC2をリリース。Elastic GPUはEC2にGPUをマウントするもので、少しのGPUを使いたいというワークロードに適しています。 Amazon Athenaをリリース。インタラクティブなクエリサービスで、S3で簡単なSQLを実行して使うことができます。ディレクトリを通じてデータをロードしなくてもS3で実行可能であり実行速度も速いです。Redshift、EMR、Athenaもユースケースによって適切に選択できます。 AIサービスの発表 まず、発表されたのがAmazon Rekognition。イメージをAPIまたはSDKで渡すことで分析可能。表情分析、顔のマッチングも可能。 次に、Amazon Polly。Text to Speechサービス。Pollyによってテキストを分析し、MP3で再生。略称を正式名称に変換するなどインテリジェントに動く。26の言語に対応。最後がAmazon LEX。LEXは自然言語の認識、自動音声認識のためのテクノロジー。AlexaのプラットフォームやEcho関連のデバイスに適用。LEXが音声を受け取るとLambdaで処理して返す。 PostgreSQL For Auroraを発表 AuroraはMySQLとPostgreSQLのコンパチブルに。PostgreSQLからAuroraへの移行はとてもシンプル。PostgreSQLのスナップショットをAuroraに入れるだけ。 オンプレとAWSをシームレスに。VMware Cloud On AWSの発表 VMwareの環境をそのままAWSで使うことができる。VMwareのライセンスをそのままAWSに適用できる。 IoTデバイスの爆発的普及予測を受け、AWS Greengrassの発表 Lambda ComputeをIoTデバイスに組み込むサービス。データキャッシングをローカルで出来る。 AWS Snowball Edgeの発表。容量は100TBと従来のSnowballの2倍。クラスタリングの機能もある。S3エンドポイントにデータを投入可能。Greengrassが入ってる。大容量データ向けにAWS Snowmobileの発表。100PBのコンテナトラック。この発表には笑いの混じった歓声が起きる。 AWS OpsWorks For Chef Automateのリリース。Chefサーバの運用管理を不要にする。 Amazon EC2 Systems Managerのリリース。パッチの適用やどんなパッケージがインストールされているのか、リソースの管理などを提供。 AWS CodeBuildのリリース。CI/CDではSourceをCodeCommitで管理し、DeployはCodeDeployで行えたが、欠けていたBuildサービスを提供。 AWS X-Rayのリリース。MonitoringツールはCloudWatch Metrics、Events、Logs、CloudTrailがあるが、レイテンシなど、アプリケーションをもっと深堀することが可能。 AWS Personal Health Dashboardのリリース。パーソナライズされたダッシュボード。全てのリージョン、全ての情報を、パーソナライズして一元管理できる。 AWS Shield For Everyoneのリリース。Volumetric DDoS Attackを防ぐ。全てのお客様にデフォルトで提供し、ネットワークレベルとトランスポートレベルの攻撃を防ぐ。加えて、AWS Shield Advancedのリリース。L7の攻撃も防ぐことができる。 Amazon Pinpointのリリース。Customer Engagementをトラッキング可能。Data WarehouseとしてAmazon Redshift, BIツールとしてAmazon QuickSight、検索ツールとしてAmazon Elasticsearch Service、上述のAmazon Athenaに加え、データ解析のポートフォリオを拡充。更にAIサービスやAmazon Machine LearningによりPredictive Analyticsも可能。 AWS Glueのリリース。Glueではデータカタログによって、S3、RDS、DynamoDB、オンプレミスも含め様々なデータソースを管理でき、データストア間でデータを簡単に移動できる。そして分析エンジンが求めるデータ形式に変換するETL機能を持つ。 AWS Batchのリリース。Fully Managedなバッチプロセスサービスで、柔軟にスケールし、高速でダイナミックにバッチ処理を行える。 Bloxをリリース。オープンソースのプロジェクトで、コンテナの管理やスケジューラーをECSと連携して提供。TitusやFenzoを開発したNetflexからの要望がベースか。 ServerlessサービスであるAWS Lambda関連では、リクエストが多かったC# In AWS Lambdaをリリース。Lex、Greengrass、Snowball edge、Alexa Skill KitもLambdaを使っている。LambdaファンクションをCloudFrontエッジで実現するAWS Lambda@Edgeをリリース。マイクロサービスのコンポーネントをビジュアライズ化したワークフローとして管理できるAWS Step Functionsのリリース。 新しい発表が多すぎて、思ったより長文になってしまった。。 まとめ 私自身は今回初めてのRe:inventへの参加でしたが、その規模感、AWSの勢いに圧倒されっぱなしでした。AWSは我々にとってチャンスにも脅威にもなりうる存在と感じました。 過去10年間はクラウドを信じてもらうという作業が発生していましたが、もはやクラウド・ファーストの時代であり、その勢いはますます加速していくことでしょう。 その勢いを支えるのが、次から次へと発表されるInnovation。ユーザから話を聞いてみても、圧倒的シェアがあるからAWSを選んだというより、ものすごいスピードで機能追加を提供してくれるため、その恩恵を受けることで、企業の変革を進めることができるという理由が多かったように思います。 もはや、インフラは完全に”Invisible”になり、その上で動かすものが企業の競争力を高めることになります。今回のRe:inventでもテーマになっていた”Transformation”。まさに全ての企業は”Digital Transformation”が最重要課題になるのではないでしょうか。 今後もAWSの動向は要Watchですね! Nissho Electronics USAは上記のようなトレンドを把握の上、来るべきデジタルビジネス時代に備え、様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしてまいります。お問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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Blog 11/28/2016 シリコンバレー Tatsuo Hosoi

シリコンバレーでマーケターとして大切なこと

こんにちは。Nissho Electronics USA細井です。 11月24日のThanks Givingが過ぎますと、米国では一挙にクリスマスモードに突入します。月日が経つのが速いのが、刺激的なシリコンバレーでの生活だからか、それとも重ねてきた歳理由か・・・。今回はそんなシリコンバレーでマーケティングを担当している者として、日々心がけているポイントを綴ってみます。 サングラスは必需品だが、色眼鏡をかけてはいけない? カリフォルニアと言えば、カラっとした気候で、強い日差しと抜けるような青空!をイメージされる方も多いと思いますが、こちらの生活で昼間の移動にはサングラスは必需品です。 シリコンバレーで数多くのスタートアップ企業がチャレンジしていますが、成功は一握りで、多くの企業は志半ばで上手くゆきませんが、一度や二度の失敗にはあきらめず、果敢にも次なるチャレンジをする方も多いです。 これは、ベンチャーキャピタル(VC)や投資家の方々をはじめ多くの資金が集まり、企業のチャンスがある事はもちろんですが、日々現れる困難に直面し傷んだ心を、この青空が“どうにかなるさ!”という気持ちにさせてくれるからだ!!!とも言われていますが、私もこの地に住み始めて、この意見はあながち間違っていないのだろうな・・・・と思います。 さてさて11月となり朝晩の気温はめっきり下がってきましたが、日中の日差しは未だ強くサングラスは生き続き手放せません。そんなサングラスですが、和訳すると色眼鏡とか黒メガネなどと辞書には載っています。逆に色眼鏡を逆に英訳すると、PrejudiceとかBiasといった“偏見”とか“先入観”という意味でも載っていて、メガネというツールではなく、考え方の隠語となっているのは面白いですね。 サングラス:Sunglasses , 色眼鏡(偏見):Prejudice、(先入観):Bias 当地で日々スタートアップ企業やユニコーン企業(評価額が10億ドル(約1,200億円)以上で、上場をしていない企業)、既に成功を収めた大企業の設立者の方々とお会いし話す機会があると、彼らは豊富な経験に基づく知識は持ちながら、偏見を持たず、まずは目の前の技術、市場環境、アイデアをありのままを見て、聞いて考えている印象を持ちます。 情報がインターネットで世界中から簡単に検索でき、入手できるようになりましたが、シリコンバレーでの最初の一歩は、事実(素の情報)に触れて、自ら判断し、行動を興すということをされているようです。テスラ、Uber、Airbnb、Facebook、などなど数多くの企業が異業種からの参入でイノベーションを産み、驚くべき成長を遂げてきた歴史から学ぶとすれば、まずはこの先入観を持たない事の重要性に気づきます。サングラスは必要ですが、“色眼鏡(偏見・先入観)”は要りませんね! 今また異業種からの参入で活性化されてきている市場が、ヘルスケア、金融、教育、旅行、農業、電力、水産業、などなどです。AI(人工知能)、VR/AR、BigData、など進化するテクノロジーを活かした新しいサービスが生まれてきています。 Meetupで情報を収集すべし 異業種交流の場としてもMeetupが盛んです。至るところで毎晩のように、様々なテーマのMeetupやネットワーキングと呼ばれる会が開催されていて、参加の敷居も高くはありません。参加の仕方は知人の紹介、オフィスのハッピーアワーイベントのへの参加、またはMeetup専用のWebサイトでイベントを探すことも可能です。 ビールやピザなど軽食を片手に自分たちの考えを紹介したり、意見をぶつけ合っています。技術関係はもちろん、生活、趣味、文化など色々なカテゴリーがあります。お酒が入るので、サンフランシスコのダウンタウンのBARカウンターのあるお店で開催される事も多く、優秀な若者達がサンフランシスコのお洒落なダウンタウンに夜な夜な集っています。こんなMeetupからも異業種参入のヒントが生まれているかもしれません。 私もシリコンバレーに在住しはじめ早いもので半年が経ちました。この地でITの世界の最先端のリアルに触れられるという環境を活かして、サングラスは使いつつも、心の眼には色眼鏡はかけずに活動をする事を日々心がけて行きたいと思っています。私と愛用のサングラスは“クラウドの先の世界”を見つけられるでしょうか!? (必ず見つけます!)   Nissho Electronics USAは上記のようなトレンドを把握の上、来るべきデジタルビジネス時代に備え、様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしてまいります。 お問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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