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Video 02/21/2017 シリコンバレー Team Nelco

2075年までに実現することはない?TeslaやUberのセルフドライビングカー事情

自動運転車については、この記事を読んでいる方のほとんどが一度は聞いたことがあるのではないかと思う。Googleは、何年も前から自動運転車の走行テストを実施している。最近では、電気自動車を開発・販売するTeslaが今後生産されるすべてのモデルに完全自動運転機能を持つハードウェアを搭載すると発表した。 自動運転には、レベルがあることはご存知だろうか?まずは、米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA) が定義した自動化のレベルを見ていただきたい。(以下、Wikipeidaより抜粋) 【レベル0】 ドライバーが常にすべての主制御系統(加速・操舵・制動)の操作を行う。前方衝突警告(FCW)などの主制御系統を操作しない運転支援システムもレベル0に含む。 【レベル1】 加速・操舵・制動のいずれかをシステムが行う状態。自動ブレーキなどの安全運転支援システムによる。 【レベル2】 加速・操舵・制動のうち複数の操作をシステムが行う状態。アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付き)等がこれに該当する。ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。その為、2016年時点で市販されているシステムはある程度の時間(10~15秒等)、ハンドルから手を離しているとシステムが解除される等の仕様となっている。 【レベル3】 加速・操舵・制動を全てシステムが行い、システムが要請したときはドライバーが対応する状態。加速・操舵・制動を全て自動的に行うシステム。通常時はドライバーは運転から解放されるが、緊急時やシステムの限界時には、システムからの運転操作切り替え要請にドライバーは適切に応じる必要がある。事故時の責任はドライバーとなる。レベル3に該当するシステムは2016年時点で市販されていない。 【レベル4】 完全自動運転。加速・操舵・制動を全てドライバー以外が行い、ドライバーが全く関与しない状態。安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムや外部に委ねる。有人、無人両方がある。レベル4に該当するシステムは、上記の鉱山等で運用されている無人ダンプや無人軍事用車両等、特殊環境で運用されているもののみで、一般市民が公道を走れるものは2016年時点では市販されていない。 GoogleやTesla、Uberさらには、様々な車メーカーが自動運転車の開発を発表しているが、上述のように、レベル3, 4の自動運転車はまだ市販されていない。さらに、交通輸送の専門家であるスティーブン・シュラドーバー氏(カリフォルニア大学バークレー校)は「あらゆる状況に対応可能な完全な自動運転車は2075年までに実現することはない」と述べている。 スティーブン氏が指摘する「あらゆる状況に対応可能な完全な自動運転車」というのは、レベル4を指している。また、GoogleやUber、Teslaが近く実現しようとしているものも、レベル3、4といえる。スティーブン氏は、自動運転車についてはまず特定の状況、用途において実用化されると予想している。 交通輸送の専門家と時代の先端を行くテクノロジー企業のどちらが正しいのだろうか? 今回はテクノロジー企業各社の自動運転車に関する取り組みをご紹介する。 1. Waymo (Google) Googleは、レベル4の完全自動運転車を目指して、2009年から自動運転車の開発プロジェクトを開始した。高速道路や公道でのテストも実施しており、2016年にはGoogle社内の自動運転車部門がスピンアウトする形でWaymoという新会社を設立している。Waymoは、フィアットクライスラー社と提携し、共同で自動運転車の開発を行っている。 しかし、The Informationの記事によると、Waymoはレベル4の完全自動運転車ではなく、レベル3相当の半自動運転車(ハンドルやブレーキペダルが搭載され人が操作することが可能)をまずは市場に投入しようとしているらしい。 2. Uber: Uberは、ドライバーがいつでも自動運転からマニュアルに切り替えられるレベル3相当の自動運転車を開発し、2016年9月に米ピッツバーグで試験走行を開始した。さらに12月にはサンフランシスコで試験運用を開始した。 しかし、1週間後Uberはサンフランシスコでの試験を中止し、アリゾナへ同社の自動運転車を移動させた。サンフランシスコでのテスト初日に赤信号を無視したという事実もあり、カリフォルニア州からも無許可での自動運転テストを停止するよう命令されたことが背景とされている。 3. Tesla 2016年10月19日、Teslaは今後生産されるすべての車に完全自動運転機能を持つハードウェアを搭載すると発表した。また、Teslaも公道でのテスト走行をすでに実施している。 Autopilot Full Self-Driving Hardware (Neighborhood Short) from Tesla, Inc on Vimeo. Teslaの自動運転車は、今のところ人間が運転席に座っており、万が一の時には人間が操作することを前提としているため、レベル3といえる。また、イーロン・マスクCEOは「2017年内に新しいデバイスを搭載したモデルで、ロサンゼルスからニューヨークまで完全自動走行してみせる」と宣言している。 ハンドルもブレーキも人間が捜査する必要のない完全自動の乗り物は、将来必ず実現されるだろう。ただし5年後、10年後といった近い未来に自動運転車がどのような形で実用化されるか、というのはまだ誰もわからない。様々な企業が日々急速なスピードで取り組んでいるところだといえる。 また、未来の車の形は、”自動運転車” だけではない。英国のスタートアップ企業であるRiversimple社を利用すれば、「車を所有するのではなく、サービスとして利用する」、というやり方も可能となってくる。Riversimple社は自社で開発したエコカーをユーザーに貸し出している。保険、燃料補給、メンテナンス、リサイクル等、車を所有するデメリットとなることを一括で管理して行ってくれるというのだ。ユーザーはさらに修復やリサイクルが可能なサステイナブルな車というのも選択肢の一つだといえる。 【参考記事】 Google Scaled Back Self-Driving Car Ambitions Technical challenges for fully automated driving  Nissho Electronics USAは上記のようなトレンドを把握の上、来るべきデジタルビジネス時代に備え、様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしてまいります。お問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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Blog 02/09/2017 イベント | サイバーセキュリティー | トレンド Tatsuo Hosoi

RSA Conference 2017 直前!今年の見どころとは?

こんにちは。Nissho Electronics USA細井です。 10年ぶりとも言われる記録的な大雨・暴風雨で幕開けした2017年のシリコンバレーですが、早いもので2月になってしまいました。私は赴任してアメリカで初めての年末年始を過ごしましたが、日本の元旦のようなピリッとした澄んだ空気感を感じる事はできず、なんとなく通常どおりの休日で、ちょっと道行く車の量は少ないかな・・・という印象でした。 未だアメリカでの年末年始の上手な過ごし方ができていませんね。1年後の課題として考えています。さて、先に当ブログでも2017年前半に開催される注目のイベント情報をご紹介いたしましたが、2月にはセキュリティー業界にて大きいRSAカンファレンスが開催されます。今回はこのRSAカンファレンスを開催直前ではありますが、訪問時の注目の内容を取り上げてみようと思います。 RSA カンファレンス2017 (2/13-17) in サンフランシスコ RSAカンファレンスとはセキュリティーをテーマにした世界最大級のカンファレンスです。期間中の来場者数は4万人、出展者は500社を上回り最新の情報を得ることができます。 このカンファレンスの歴史は古く、1991年から開催されています。元々は暗号化技術者が集まり最新のノウハウ・成果を共有する場でした。カンファレンスの規模は年々大きくなるにつれ、情報セキュリティ全般の最新技術の展示、ネットワーキング、商談の場へと趣きも変わり、来場者も一般企業のIT担当者の方々も増えてきました。 開催時期が2月にて、US各社が新しい年度に入ったタイミングということもあり、各社の同年度の方向性を競って発表されることも多く、業界では注目度の高いカンファレンスです。本年2017年は、RSAカンファレンスのWEB上でのセキュリティーキーワード数は86個もあります。世の中の全てにセキュリティーが関係するといっても過言ではない状況ですが、対象分野が広すぎるので、ただ無目的に訪問してもトレンド把握は難しいかもしれません。ある程度予めの予習の上、ポイントを絞って参加される事をお勧めします。 トレンドを把握する、キーノート講演 キーノートスピーカーの講演を聞くことでその年の業界のトレンドが大筋で理解できます。 過去の事例をご紹介すると、2015年は2014年で起こった問題の解決を求められていました。そのためコンセプトを『ダメージコントロール』と表し、セキュリティー上でそれまで侵入を許さない目的での入口・出口対策には限界があることを認めました。そして侵入されていることを前提に、致命的なダメージを受けない為の対策への必要性が述べられました。 2016年は「振る舞い検知」「機械学習」といったキーワードが多く登場しました。内部対策での多量に発生するLOGやトラフィックのデータから、さまざまな攻撃パターン(振る舞い)にマッチングすることで顕在化し、対策を講じる手法が述べられました。 さて今年2017年はどのようなトレンドが語られるのでしょうか?登壇者にてAlphabetのEric Schmidt氏も登場することからも「AI」は注目キーワードになりそうです。進化したAIを活用した次世代のセキュリティー対策が語られるかもしれないです。 Innovation Sandbox contest (イノベーション・サウンドボックス・コンテンスト) Innovation Soundbox contestとはRSAが主催するコンテストです。セキュリティソリューション情報、クラウドセキュリティ、モバイル及びアプリのセキュリティ、物理的なセキュリティや分析をテーマとし、最も優れたプロダクトに賞が与えられます。 コンテストはカンファレス初日の2月13日に開催され、今年で12回目となります。本年のファイナリスト、注目の10社は以下です。(会社名アルファベット順) baffle    CATO Networks CLAROTY CONTRAST SECURITY ENVEIL GreatHorn RedLock UNIFYID UPLEVEL SECURITY VERIFLOW このファイナリストの10社は当然注目ですが、その会社自体だけではなく、どのような類の製品やサービスが米国はじめ世界の業界関係者にて注目されているのか、次なるトレンドを把握できる良いチャンスです。盛り上がる会場の雰囲気も是非味わって下さい。 いよいよ注目のキーワードの一つになるか?CASB(Cloud Application Security Broker) CASBは、企業が複数のクラウドサービスを利用する環境で、認証、アクセス制御、データ暗号化、ログ収集、マルウェア対策といった、全体設計としてのセキュリティポリシーを適用するクラウドサービスもしくはオンプレミス製品を指しています。 Salesforce、Office365、各種SNSなどクラウドアプリケーションが複数一般企業でも広く使用されるようになり、運用性を保ちつつセキュアな環境を実現するために、CASBは今後注目のサービス(製品)です。 CASBのサービスや製品としては5年程前から出始めていましたが、ユーザー環境がクラウド化し、サポートするサービスも増え、実環境でも使用できるレベルになってきましたので、今年のRSAカンファレンスでは要注目になりそうです。企業のIT担当者にとって、まず実施したいのはシャドーITの可視化。24時間、誰が何のクラウドアプリケーションを使用しているのか監視し、アプリケーション自体の危険度も把握する。使ってよいクラウドと、使っては行けないクラウドを上手く運用上コントロールする。クラウドMUSTの時代が到来してきた今、CASBの導入が企業に必要!というメッセージを多く見そうです。 IoT時代のセキュリティー対策 1月の初旬に米国ラスベガスで開催されたCES、当社からも視察に行きましたが、Amazon Alexaを初めとしたスマートフォーム、自動車、ウエアラブルなど全てがネットにつながるInternet of Things(IoT)の話題も満載でした。ただし、繋がることのセキュリティーに関する懸念への対策は殆どなかった印象です。RSAカンファレンスでは、盛り上がるIoT関連にて、IDDoS攻撃対策をはじめとしたデバイス機器へのセキュリティー対策が、今年はどこまでメッセージがでてくるのか?  今年は間に合わず、来年以降のRSAのテーマになるのか、、、と興味あり。このあたりも注目してセキュリティーのトレンドを見てみたいところです。カンファレンスへお越しの際は是非、足を延ばして、Nissho USAへお立ち寄りください。お問い合わせはこちらから。 最後までお読みいただきありがとうございました。Nissho Electronics USAは本記事で紹介をしたようなトレンドを把握した上で、 様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしています。日商エレクトロニクスのソリューションの詳細はこちからから。  

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Blog 01/31/2017 イベント | サイバーセキュリティー | シリコンバレー Daisuke Yamamoto

IoTからAIまで 〜シリコンバレー/アメリカ各地のイベント情報 2017年2月- 6月

こんにちは。Nissho Electronics USA山本大輔です。Nissho Electronics USAが拠点を構えるここシリコンバレーを中心に、アメリカ全土では大小多くの技術関連イベントが開催され、テクノロジーリーダー達による情報交換が活発に行われています。 今回は2017年2月から6月に開催されるイベントを選りすぐってご紹介します。1月はCESやVirtual  Assistant Summitなどに参加しました。 参照:CES2017 注目はAmazon Alexa。IoT Securityはまだこれから 2月 IoT Evolution Expo 2017年2月7日~2月10日 場所:Fort Lauderdale, FL IoTにフォーカスしたイベント。Connected Building & City, Industrial IoT, Operational IoT, Connected Transportなど領域を絞ったトラックが用意されており、目的に応じたセッションの聴講が可能です。様々なエコシステムを持つIoTということで、展示企業も多岐にわたります。様々な業界において新たなビジネスモデルを創出する可能性を秘めたIoTの今、未来を把握するのに最適なイベントです。 RSA Conference 2017 2017年2月13日~2月17日 場所:San Francisco, CA セキュリティ業界最大のイベント。1991年から開催されており、元々は暗号化技術者が集まり最新のノウハウ・成果を共有する場でしたが、規模は年々大きくなっており、情報セキュリティ全般の最新技術の展示、ネットワーキング、商談の場になってきました。デジタルワールドにおいて、セキュリティが語られない日はありません。最新の脅威・対策を学ぶには最適なイベントです。セキュリティ関係のベンダーには、このイベントに参加すれば、だいたい会えるでしょう。 Container World 2017年2月21日~2月23日 場所:Santa Clara, CA 2016年はコンテナの普及が格段に進んだ年でした。このイベントでは、ユーザ企業によるケーススタディの発表が中心ですが、ビジネスセッションとテクニカルセッションの2つのブレークアウトセッションが設けられているため、テクノロジーだけではなく、コンテナのビジネスにおけるインパクトなどを把握するのにも有用なイベントです。 IDC Directions 2017 2017年2月28日 場所:San Jose, CA   2017年3月8日 場所:Boston, MA リサーチ会社IDCが開催するAnnual Eventで 今年もSan JoseとBostonでの開催。1965年より開催されています。今年もおそらくIDCが提唱する「Digital Transformation」をメインテーマとし、トップ・アナリストによるITの将来予測やITリーダーがなすべき施策を提言します。IT業界全体のトレンド把握と企業のIT戦略立案に大きく貢献するイベントです。開催期間が1日なのも、忙しいビジネスパーソンには嬉しいですね。アナリストとの1on1も用意されているため、イベント参加ついでに色々相談できるかも? 3月 OCP U.S.  Summit 2017 2017年3月8日~3月9日 場所:San Jose, CA 2011年Facebookから始まったOCP(Open Compute Project)。2017年で7年目を迎えます。ここアメリカでは実際に商用でOCPの採用が進んでいることを目にすることが多く、Google、Facebook、Amazonのようなウェブスケール企業のテクノロジーがエンタープライズに普及し始めていることは非常に注目です。日本での普及はラックサイズ、電源の問題などでまだまだですが、昨年のサミットでも多くの日本人が参加されており、注目度は非常に高いです。 Strata + Hadoop World 2017年3月13日~3月16日 場所:San Jose, CA Hadoopにとらわれず、ビッグデータに関わるビジネスパーソン、開発者、アーキテクトなどが一堂に会するイベント。例年ベンダー各社が大きな発表を行い、多くのユーザ事例を知ることができます。前半2日間はトレーニングコースも用意されているため、バリバリのエンジニアはそちらへの参加も面白いかもしれません。ビジネスに直結するデータの活用がどんどん進んでいるため、ここシリコンバレーでも、この分野は非常にCoolであると考えられており、昨年参加した時も、非常に勢いを感じたイベントでした。 4月 Dockercon17 2017年4月17日~4月20日 場所:Austin, TX Docker社主催のコミュニティイベント。非常に人気のあるイベントなのでお早目の申し込みをご検討ください。コンテナ=Dockerと言っても過言ではないぐらいの存在感。今後の戦略やDockerを取り巻くエコシステムについて把握するには非常に良いイベントです。特にオーケストレーター周りのUpdateが気になります。   NAB Show 2017年4月22日~4月27日 場所:Las Vegas, NV 全米放送事業者協会が主催する世界最大の放送機器展示会。放送、デジタルメディア、エンターテイメント業界関係者が一堂に会するイベントです。昨年は10万人を超える来場者が集い、非常に盛況でした。放送機器は専門性が高い印象がありますが、昨今のデジタル化に伴い、ITとの連携がとても進んでいます。昨年は8K、VR/AR、ソフトウェア化、ドローンなどがフォーカスされていましたが、今年はどのようなものが展示されるのか楽しみです。   Finovate Spring 2017年4月26日~4月27日 場所:San Jose, CA Fintechという言葉を目にしない日はないぐらい注目度が高く、年々このイベントへの参加者は増えています。特に日本企業からの関心は高く、昨年のFinovateでは全体の参加者の1割以上が日本人で、とても驚きました。本イベントでは、多くのスタートアップ企業が5分程度でデモを行う形式で進められていくため、様々な分野のスタートアップを一度に把握することができ、非常に有益です。   5月 NFV World Congress 2017年5月2日~5月5日 場所:San Jose, CA Telcoやサービスプロバイダーを中心にNFV普及の加速および、エコシステムの構築を目的としたイベント。先進的なサービスプロバイダーによるパネルディスカッションが見逃せません。昨年はVNF単体の議論はほとんどなく、OSS/BSS含めたオーケストレーションに関する議論が多かったように思います。OPNFVなどの最新情報をキャッチアップする良い機会になると思います。   OpenStack Summit Boston 2017年5月8日~5月11日 場所:Boston, MA もはや説明不要のOpenStack Foundation主催のグローバルイベント。昨年10月のバルセロナに続き、次回はボストンでの開催です。動画配信されるので内容の把握には動画を見るだけで良いかもしれませんが、実際に会場の熱気を感じ、ネットワーキングを通じて新たな出会いやアイデアが生まれることこそが、OpenStack Summitの醍醐味かもしれません。 Internet of Things World 2017年5月16日~5月18日 場所:Santa Clara, CA 2014年から始まった世界最大のIoTカンファレンス。IoTのユーザ、ベンダー、サービスプロバイダーが一堂に会します。IoTは産業ごとに様々なユースケースがあり、テクノロジーだけを追っても、新たなビジネスモデルの創出は難しいと言われています。このイベントでは、産業カット、テクノロジーカットでセッションが設けられているため、網羅的にIoTのトレンドを把握するのに非常に有益です。 6月 […]

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Blog 01/28/2017 エンタープライズ | サイバーセキュリティー | シリコンバレー Yukiharu Matsugu

CES2017 注目はAmazon Alexa。IoT Securityはまだこれから

こんにちは。真次です。1月4日-8日にLasVegasで開催されたCES2017に初めて参加してきました。私が見て感じたこと、そして来年参加される方々のために効率的な回り方をお伝えしたいと思います。 CESとは まず、セスではなくシーイーエスです。私も会場に着くまでセス、セスと言っていましたが正しくはセスではなくシーイーエスだそうです。今年で50周年を迎え、従来はConsumer Electronicsつまり家電見本市の意味合いが強かったのですが、近年、IoT,AI,VR,Roboticsなど家電だけではなく、Consumer Technologyの発表場所として位置づけられるようになりました。 世界中から10万人以上が参加し、東京ドーム6個分の広さで開催され、30項目以上のカテゴリで展示されます。とにかく人が多くて、広いです。近未来を予想させる製品がたくさんありワクワクします。日本から多くの方(2016年度は2641人。アメリカ以外からで世界で4番目の参加者数)が参加されているように感じました。1社数十人単位で出張で来られている会社もあり注目の高さが伺えます。 この時ばかりは普段は比較的安価なラスベガスのホテル代も高騰し1月5日、6日は通常の10倍の値段がついているところもありました。 Amazon Alexa 700以上のエコシステムが出展 右を見ても、左を見てもAmazon Alexaが目立ちました。Fordの車にAlexa、LGの冷蔵庫にAlexa、Huaweiの携帯にAlexaとAlexaとのエコシステムを前面に出した会社が多くみられました。 Alexaとは Amazonから発売されている音声アシスタントシステムです。「Alexa、車を起動して」、「Alexa、牛乳を注文して」、「Alexa、賞味期限きれているもの教えて」、と音声を認識して様々なシステムと連携させることができます。 今回、700製品のエコシステムが出展されており、Amazonは出展していないのにもかかわらず、主役はAmazonという印象を受けました。昨年はAmazon EchoというAlexaを搭載したガジェットの説明でしたが、今年はAmazon Alexaを他社の機器に連携する事例が多くなりました。Amazonに対抗できるのはGoogleになりますが、会場ではあまり見かけず、現状ではAmazonが優勢のように感じました。 Alexaは設定次第であらゆる電子機器と連携させることができます。 LGの冷蔵にAlexaを搭載 Canon のPrinter にAlexaを連携 家庭内の電気もAlexaで動かすことがでる 車 x AI で運転アシスタントその先には自動運転が実現。NVIDIAとAudiが2020年がターゲットとして自動運転車リリース KeynoteではNVIDIAのJen-Hsun Huang氏,NissanのCarlos Ghosn氏など著名人が登壇し、各社パートナー企業と組んで、自動車へのAI搭載、自動運転車を今後リリースしていくと発表しました。 NVIDIAはAudi、NissanはMS,DeNA、FordはAmazonと組んで実現していきます。事故の90%以上はHuman Errorと言われており、全ての車が自動運転になると事故の99%が無くなるそうです。ひょっとしたら、タバコと同じように運転するならあっちの運転所でやってきてなんてそんな時代も来るのかもしれません。 NVIDIAはAudiと連携 NissanはMS、DeNAと連携 IoTで車からベッドまで接続される世界はすぐそこに。ただSecurityはあまり語られていない、というか気にしていない Smart HomeのエリアではIoT製品を多く見かけることができました。電気、鍵、エアコン、音楽、冷蔵庫など家庭内にある様々なものがIoTとしてネットワークに接続されています(ここでもAlexa連携は多く展示されていました)。 しかし、何ができるのか?は多く展示されていますがSecurityをどのように担保するのかはあまり語られていませんでした。というより端末側は気にしていない印象を受けました。 一方で、個別のSessionではハッカーにとってIoTは狙いやすいとの発言もありました。昨年話題になったMiraiのようにIoTの普及に伴って、ウイルスも増えていきますので、Securityを考えて使う必要がありますがまだ業界全体で解が出ていないように感じます。 日本ではIoTのデバイス間通信を独自プロトコルを使うことでSecurityを担保する(攻撃されにくくする)との考えもあるようですが、ユーザー側としてはメーカーにLock inされ、スイッチングコストが大きくなるため、統一されたプロトコルで使えるようになってほしいです。 注目製品 3選 会場で見て面白いなと思った製品を3つご紹介します。 1. Aurahome :  電波状況の変化でHome Securityを実現 カメラではなく、家庭内の電波状況の変化からHome Securityを実現する新しい切り口の製品です。Aura デバイスを家庭内に設置して家庭内に飛んでいる無線の電波を可視化することで、人の侵入など、家庭内での環境変化を見つけることができます。従来のSecurity方法より安価に実現できることが特徴です。会場ではVRで家庭内の可視化された映像を確認することができました。 2. Scarify Almond 3 : Miraiなんて怖くない!IoT Security対応Wifi Router IOT Security Solution付きWifi Router。従来はタッチパネルから無線LANの設定がすべてできるというのが売りでしたが、IoTデバイスを接続し、監視することまでできるようになりました。各IoTデバイスを監視しているため、IoTデバイスがマルウェアのMiraiに乗っ取られたとしても異常を検知し、ユーザーに通知してくれます。Alexaとも連携することができます。 3. さくらインターネット :  つけるだけでIoT!4,980円からグローバル販売開始 IoTモジュールの世界販売を開始。4,980円で一個から販売。機器にとりつけるだけでIoT化を実現するIoTモジュールセット。すでに日本で販売されていますが、グローバル販売の開始をCESの会場で田中社長自ら発表されていました。LTEでさくらのIoTプラットフォームと接続し、すぐにIoT対応機器として利用することができます。開発者はIoTをどう実現するかではなく、IoTを使ってどういったビジネスをするかに集中することができます。 CES2018の効率的な回り方 今回初めて参加してとにかく広かったので反省点がありました。来年初めて参加される方のために効率的な回り方をお伝えしたいと思います。 1.とにかく広い。歩きやすい靴を準備しよう エリアも三つに分かれており、一つのエリアも非常に大きいです。歩く距離が多くなりますので歩きやすい靴でお越しください。スニーカーは必須です。 2. 最初に行くべきはInnovation Award。何が注目されているかがわかります まずはInnovation Awardに行きましょう。CESで発表された製品の中で優れたものが表彰されており、今年のトレンドがわかります。トレンドを把握したうえで、1日単位でエリアを決めて回りましょう。会場間は無料シャトルバスもありますし、Uberで移動することもできますが渋滞などで時間が掛かりますので初日はEast,二日目はCentralなど決めることをお勧めします。 3. Uber/Liftをうまく活用!しかし、夕食の時間帯は注意 今年からUber、Liftが解禁され、Taxi以外にも移動手段の選択肢が増えました。しかし、渋滞がひどく移動には時間がかかります。特に夕食の時間帯19:00前後は気を付けてください。Taxi, Uberが捕まらないことがあります。私は19:00からのDinnerにUberで移動しようとしましたが、リクエスト→キャンセルされるの繰り返しで結果呼べませんでした。そのため徒歩45分ぐらいの距離をリュック背負って走る羽目になりました。 4. ホテル、フライト予約はできる限り早く CES2018は2018年1月9日-13日です。実はもう参加登録ができます。ホテル、フライトは開催日に近づくにつれて高騰していきます。参加したい!と思っている方はキャンセルもできますので予約だけは早めにされることをお勧めします。 最後までお読みいただきありがとうございました。Nissho Electronics USAは本記事で紹介をしたようなトレンドを把握した上で、 様々な観点からシリコンバレーで調査を行い、日商エレクトロニクスと連携し、お客様に対し最適な提案をしています。日商エレクトロニクスのソリューションの詳細はこちからから。 ご質問はこちらの質問フォームからお気軽にご連絡ください。 Nissho Electronics USAではシリコンバレーから旬な最新情報を提供しています。こんなことを調べてほしい!などございましたらぜひご連絡ください。 写真一部 : CES facebook ページより参照

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Blog 01/13/2017 エンタープライズ | サイバーセキュリティー | シリコンバレー | トレンド Team Nelco

2017年テクノロジートレンド – エンタープライズの未来とは?-

シリコンバレーの企業ではマシーンラーニングやIoTなどを活用する総合的なフレームワークが既に出来上がってきており、まだまだ進化が止まることはなさそうです。エンタープライズ業界のトップを走る企業たちは、次のフェーズへと移行するための準備を着々と進めています。 「AWS Re:invent 2016」でAmazonが新サービスを多数発表したように、シリコンバレーのテック企業ではすでに未来が到来しています。 驚くべきAmazonの破壊力 – AWS Re:invent 2016 – それでは2017年はどうなっていくのでしょうか?シリコンバレーのトレンドから、エンタープライズテクノロジーの新しいあり方を見ていきましょう。 1. コラボレーションの進化 シリコンバレーでは「成功する企業はコラボレーションが上手くいっている」と言われるほど、コラボレーションが重要になってきています。そのため、気軽にコミュニケーションをとることができるビジネス向けのチャットシステムを導入する企業が増加しています。 注目すべきサービスはSlack、Hipchat、Flockです。 また、Slackの対抗馬として、YammerやSkypeを持つマイクロソフトの動きも見逃せません。 さらに、機械学習によって、コラボレーションプラットフォームが組織内の人、リソース、情報などの様々なデータを収集、学習することでコラボレーションを促すようなワークグループを自動的に形成するソリューションも提案されています。 柔軟に動くことが難しい組織において、コラボレーションプラットフォームは、今後デジタルトランスフォーメーションを進めていく上で鍵となるのではないでしょうか? 2. ビジネスボットの成長 現在、ビジネスボットはビジネスのコミュニケーションを助けるツールとして使用されています。 例えば、チャットシステムを提供しているslackはシステム上でチャットを行うだけでなく、ビデオ会議やタスク管理アプリケーションと連携して使用することができます。また、slack内でボットを作成してプロジェクトの目標通知やメンバーへのタスクのリマインドなど、自動で行わせることが可能です。 2017年は単純なチャットアプリケーションという位置付けから、よりインテリジェントなエージェントとして、クリティカルなビジネスファンクションに採用されるようになっていくことが期待されています。 「R&Dボットが、フリーランスデザイナーからのデザイン提案の選択をする」、「オペレーションボットが、契約メーカーとスケジュール管理をする」、「マーケティングボットがEコマースチャネルの最適化や製品プロモーションを実施する」といったことが近い将来、現実となる日がくるのではないでしょうか。 3. ディープラーニング(深層学習)の利用   機械学習とは 機械学習は、コンピュータを明示的にプログラミングすることなく学習することを可能にするコンピュータサイエンスの分野です。これは、データから学び、データの予測を行うことができるアルゴリズムに焦点を当てています。 ディープラーニングとは 脳神経回路を参考にしてデーターを分類するアイディアに基づくアルゴリズムであるニューラルネットワークがディープラーニングの考えのもとになっています。 ディープラーニングと呼ばれる分野の領域では音声認識、画像認識、ビデオ解析などの機能を実現しています。しかし、この高い精度は、計算要件が大幅に高くなるという代償を払っています。 ニューラルネットワークのような大規模なネットワークにはパターンを学習させるための大量のデータ、そしてアルゴリズムがそれを処理するための膨大なコンピューティングリソースが必要なのです。 ではなぜこれらの分野が急速な進歩を遂げているのでしょうか?理由のひとつとして、クラウド規模のコンピューティングの可能性と民主化があげられます。 GoogleのTensorFlow、IBMのWatson、MicrosoftのCognizant Toolkit、そしてAmazonも大手クラウドベンダーが次々とディープラーニングのサービス提供を開始しました。 ディープラーニングを使用した分析では、複数のレイヤーのニューラルネットワークを同時に処理するため、機械学習よりもさらに多くのコンピューティングリソースを必要とします。企業単体のオンプレミス環境で準備するとなると膨大なコストがかかるため、ディープラーニングは、現実的にクラウドサービスの利用がほとんどとなるのではないでしょうか。 4. NoSQLかSQLか 情報大爆発時代といわれる現在、膨大な情報をどのように管理するが企業の課題となってきます。膨大なデータの格納先として、ここ数年、これまでのSQLデータベースに代わるソリューションとして、MongoDBやCassandraといったより柔軟なデータモデリング、スケールアウトが可能なNoSQLデータベースが注目され、多くのスタートアップが参加しました。 最近の新しい兆候は、既存のデータベースベンダーからではなく、元Facebookの技術者が作ったMemSQL、Amazonが開発したデータベースサービスAurora、Googleが開発したCloud SQLなど、Google、Amazon、Facebookといったテクノロジー企業からもたらされており、それらはすべて、スケールアウト可能なSQLデータベースです。そして、多くのNoSQLデータベースはSQLが利用できるように改善されています。 5. Dockerコンテナ群の管理 未来のアプリケーションは、マイクロサービスとして、スケーラブルなクラウド基盤上のDockerコンテナで動作すると言われています。ただし、現状のモノリシックなアプリケーションをマイクロサービスに細分化しようとすると、その管理、調整といった問題が起こります。そのために、Apach Mesos、Docker Swarm、Google Kubernetesといったソリューションが登場しました。 例えば、Kubernetesは、ギリシャ語で”船の操縦手”という意味で、Googleを中心に開発されたDockerコンテナ群のデプロイ、オーケストレーション、クラスタリング管理、運用管理などの機能を提供する管理フレームワークです。 主要なクラウドはすべて、Kubernetesをサポートしており、CoreOSとRed Hatは、オンプレミスとクラウドの両方の実装にKubernetesのプロバイダをリードしています。 しかし、コンテナ管理ツールについてはAmazonも参戦するなど、今後もさらに競争が激しくなりそうです。 参考ブログ:熾烈なDockerコンテナ・オーケストレーターの覇権争い 6. サーバーレスコンピューティング 開発者はアプリケーション開発の際に、インフラストラクチャやサーバーについても考慮する必要があります。サーバーレスコンピューティングは、実際にサーバーが存在しないという意味ではなく、開発者がサーバーを意識せずに、アプリケーション開発に集中できるコンピューティング環境です。 Amazonが提供するAWS Lambdaが最もよく知られたサービスですが、Micorosoft、Google、IBMも同様のサービスを提供しており、今後利用が増加していくのではないでしょうか? 日本国内では、サーバーレスの技術カンファレンスである、Serverless Confが、2016年9月30日、10月1日にニューヨーク、ロンドンに次ぐ第3回目として開催されました。 7. クラウド専用のプロセッサー開発 クラウドベンダーは、AI時代、機械学習、ディープラーニングの最適化に向けて、独自のプロセッサーを開発しています。 Amazonは、自社のサーバー用に独自のARMプロセッサーを設計する子会社を持っており、Googleは、機械学習を処理するために独自のGPUを開発しました。Microsoftは、機械学習などの特定のアプリケーションを最適化するためにFPGAをデータセンターに導入しています。 8. IoT接続ソリューションの標準化 IoT接続のために確立されたメッセージングプロトコルは、長い間、コンパクトで効率的、かつ低電力を実現できるMQTTでしたが、2016年、この領域にGoogleが参戦しました。 Googleは、ハブに頼ることなく、ピアツーピア接続を維持できるメッシュネットワークプロトコルをオープンソース化して、標準化を狙っているようです。 また、興味深い変化は、アプリケーション層でも起こっています。10月にAllSeen AllianceとOpen Connectivity Foundation(以下、OCF)が合併したことにより、AllSeenが提供していたIoTのソフトウェアフレームワークであるAllJoynとOCFが開発していた、IoTのための機器、製品、およびサービスのためのコネクティビティを提供するオープンソースソフトウェアフレームワークである、IoTivityが統合されました。 さらに今後、Amazon、Goolge、Microsoft、IBMといった大手クラウドベンダーからもIoTデバイス上で動作し、クラウドに安全に接続できるサービスが提供されることが期待できます。 9. Hardware as a Serviceの時代に HPとLenovoは、すでにPCのレンタルサービスを提供しており、顧客は、ハードウェアを購入せず、PCをサービスとして利用しています。サーバーサイドでも同様のことが起き始めています。 HP、Lenovoは、Microsoft Azure Stackが実装されたサーバーをサブスクリプションベースで販売しています。また、Oracleは、同社のクラウドサービス向けのマシンをオンプレミス向けにもサブスクリプションモデルで販売することを開始しました。 参照URL : 9 enterprise tech trends for 2017 and beyond, Amazon open-sources its own deep learning software, DSSTNE いかがだったでしょうか。Nissho Electronics USAではシリコンバレーから旬な最新情報を提供しています。 こんなことを調べてほしい!などございましたらぜひご連絡ください。 Nisshoのソリューション・サービスの詳細は、日商エレクトロニクスWEBにてご確認頂けます。

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