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Blog 04/28/2017 イベント | シリコンバレー Yukiharu Matsugu

2017年夏に参加するべきイベント情報 ~シリコンバレー/アメリカ2017年7月-10月

こんにちは。Nissho Electronics USAの真次です。Nissho Electronics USAが拠点を構えるここシリコンバレーを中心に、アメリカ全土では大小多くの技術関連イベントが開催され、テクノロジーリーダー達による情報交換が活発に行われています。 今回は2017年7月-10月に開催されるイベントを選りすぐってご紹介します。 7月 Black Hat USA 2017 2017年7月22日~7月27日 場所:Las Vegas, NV RSA Conferenceに並ぶセキュリティ業界のビッグイベント。セッションだけでなく、トレーニング、ブリーフィング、展示会などで構成されています。扱うテーマが多岐に渡っていることからも、脅威がどんどん高度に、且つたくさん生まれてきていることがわかります。セキュリティのトレンド、ベンダーの最新情報などをGetするのに最適なイベントです。 8月 VMWorld 2017年8月27日~8月31日 場所:Las Vegas, NV VMware社のAnnual Event。Software Defined BusinessにおけるリーディングカンパニーであるVMware社の戦略を知ることができます。日本から多くの出張者が参加されるため意見交換の場としてもお勧めです。 9月 TechCrunch Disrupt SF 2017年9月18日~9月20日 場所:San Francisco, CA TechCrunch主催のスタートアップの登竜門的なイベント。$50,000の賞金を賭け、ベンチャーキャピタリスト、起業家、過去の優勝者などを審査員に迎えてスタートアップがプレゼンを行うStartup Battlefieldが人気です。新たなビジネスの種を見つけられるかもしれない、シリコンバレーらしいイベントで非常に人気があります。 Sales 3.0 Conference – Las Vegas 2017 年9月18日~9月19日 場所:Las Vegas, NV   Sales 2.0 ConferenceからパワーアップしてSales 3.0 Conferenceに。話題のABM(Account -Based Marketing )、AIをどのように活用していくかなどB2B Salesにおける最新テクノロジー、トレンドを学ぶことができます。成功企業の事例を聞けるチャンスなのでお勧めです。 10月 Gartner Symposium 2017年10月1日~10月5日 場所:Orland, FL CIOをはじめとするITリーダーから絶大な信頼と評価を得ている業界最大規模のIT調査機関であるGartner社主催のイベントです。Gartnerのトップ・アナリストがITの将来を展望し、デジタル・ビジネスの実現に向けてITリーダーがなすべき施策を提言します。IT業界全体のトレンド把握と企業のIT戦略立案に大きく貢献するイベントです。 Money 20/20 2017年10月22日~10月25日 場所:Las Vegas, NV 世界85か国、4500以上の企業、11,000人以上の参加が見込まれる世界最大のFintech Conferenceです。多くのトレンドがこのイベントで発表されるため、日本からも多くの出張者が来場します。各国の最新事例を直接聞けるチャンスなのでとてもお勧めのイベントです。 イベント参加のTips 今回も様々なイベントを紹介してきましたが、ここで4つの豆知識をご紹介します。 レセプションに参加して意見交換を多くのイベントでは夜にレセプションイベントが用意されています。展示会場が夕方5時頃にオープンして、お酒や軽食が振舞われる形式が多いですね。ビール片手にブースを回るとよりリラックスして話が聞けますね。また、特定メーカがスポンサーになってお店を貸し切ってのネットワークイベントなどもあります。こういった場で普段なかなか会うチャンスが無いユーザ企業の方々から話を聞けるのは非常に有益です。 モバイルアプリをダウンロードして内容をチェック 最近のイベントでは、イベント用にモバイルアプリを公開しているケースが多いです。スマートフォンに事前にインストールしておけば、すぐにアジェンダや会場内の地図、スピーカーのプロフィールなどが確認できます。 ディスカウントコード 取得してお得に参加 なかなか良いお値段のするイベントが多いですが、実はディスカウントコードや早割のような仕組みがあります。参加予定のイベントを早めに見繕ってメールマガジンの購読やソーシャルメディアで繋がることでお得なディスカウントコードを入手できるケースがあります。早割に関しては期限を事前にしっかり認識しておくことが重要ですね。   ビデオ/資料のダウンロードで予習復習をしっかりと  最近はセッションが録画されているケースが多いです。やはり英語のセッションはなかなか一度聞いただけでは100%理解できないことも多いので、ビデオを後で見ることでより理解が深まります。また、複数セッションが同時に行われるようなケースにおいても、ビデオがあれば、見逃しを避けることが出来ます。また、セッション資料もダウンロードできるケースがありますので、事前にダウンロードできる場合は軽く予習していくと良いかもしれませんね。 以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。  ご質問はこちらの質問フォームからお気軽にご連絡ください。  Nissho Electronics USAではシリコンバレーから旬な最新情報を提供しています。  こんなことを調べてほしい!などございましたらぜひご連絡ください。 日商エレクトロニクスのサービスの詳細はこちからから

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Blog 04/17/2017 イベント Yukiharu Matsugu

SXSW2017 現地レポート#2 – UberとLyftがいない街、オースティンの交通事情の変化とは

こんにちは、Nissho Electronics USAの真次です。 IT、音楽、映画の祭典 South by Southwest(以下SXSW)に参加してきました。 SXSWは3月10日から19日にわたってアメリカ南部のテキサス州オースティンで開催され、1987年 から続いている歴史あるイベントです。イベント会場も街中にあり、カンファレンスというより街全体のお祭りといったかんじ。会場近くの6th Streetは歩行者天国となり、夜遅くまで音楽とお酒を楽しめます。 参考: SXSW2017 現地レポート#1 – Startupの登竜門、Accelerator Pitch Event イベント会場となるオースティンではタクシー市場が短期間で大きく変動したのが特徴的です。今回はオースティンの最新交通事情についてご紹介します。 タクシー配送サービスの市場が大幅に拡大 アメリカでの交通手段は基本的に車が便利です。電車やバスなどの公共の交通機関が発展している都市はあるものの、日本と比べると充実しているとは言えません。出張でシリコンバレーへ行く際には、タクシー配送サービスのUberもしくはLyftを利用するのが主流です。この2つのサービスは運転手への支払いや目的地へのナビゲーションをシステムが管理してくれるので、大変便利です。さらに、通常のタクシー料金よりも安い相乗り機能がついており、1回5ドル〜10ドルで気軽に利用することができます。私もこの2社のサービスを使って移動しています。 2015年にUberは従来のタクシーやレンターカーを抜いて移動手段のトップになりました。アメリカへ出張するビジネスマンの40%がUberを利用しており、2016年には52%に増加しています。 ※Source: Certify 後発の類似サービスであるLyftが登場し、2016年にはUberの作った市場をLyftがじわじわと奪っていきました。 ※Source: Certify これらのグラフを見ると、交通事情が急激に変化し、2社がいかに早く市場を勝ち抜いているのかがよくわかります。 オースティンではUberとLyftが使えない? しかし、オースティンでは現在どちらも使うことができません。なぜでしょうか? オースティンではドライバーの身元確認が大変厳しくなりました。オースティン市議会はドライバーの指紋をもとにしたバックグラウンドチェック制度を始めることを表明し、登録ドライバーの指紋を届け出ることを2社に対して指示をしました。指紋によってドライバーのバックグラウンドを確認し、安全性を高めることが目的です。 しかし、2社は既に独自のバックグラウンドチェックを行っており、市の方針を不必要なコストであると強く反発しました。過去最大級の$8.6Mの資金を投じキャンペーンを起こし、住民投票まで持ち込みましたが、56%が市議会の方針を支持したため、2016年5月にUberとLyftはオースティンから撤退しました。 巨人が立ち去った後、スタートアップの競争が始まる UberとLyft撤退後、全米で11番目の人口がいるオースティンは一時的に混乱しました。しかし、強すぎる2社が立ち去った後、10 以上のスタートアップが参入し、オースティンは全米で最も激しい競争地域となりました。その中から利用者数も多く、主流になりつつある3社をご紹介します。 1. Fasten – ボストン生まれの配送サービス 2014年にBostonで設立。Boston、Austinで利用可能。Fastenが受け取る手数料を下げて、Driverの手取りを多くしています。SXSW2017では公式サービスアプリとなっていました。開催期間中、27万回の乗車を記録し、最大手のRide Austinを上回りました。 2. Ride Austin – Austinの非営利サービス団体 Uber,Lyft撤退後、Austin市民および観光客の移動手段をを維持するためにAustinの非営利サービス団体が開始したサービスです。Austinでのシェア45%以上で最大手です。サービス提供エリアはAustinのみ。寄付の仕組みが特徴的で、$8.67といった端数が出る場合に、切り上げて$9.00とし、$0.33を希望する団体に寄付をすることができます。女性の方は女性ドライバーを希望することも可能です。開催期間中は18万回の乗車を記録しました。 3. Fare – お気に入りのドライバーを保存 2015年にPhoenixで設立され、Austin, Corpus Chiristiで利用可能です。事前予約およびお気に入りドライバーを保存できるのが特徴です。開催期間中の乗車数は未発表。 3社のインターフェースを比較 左からFasten、Fare、Ride Austinになります。いずれもUber,Lyftに近いインターフェースとなっており、使い方も自分の場所を指定していきたい場所を入れるだけです。 3社の機能比較 3社の差は少なく、せっかくなのでオースティンへ行った際には3社とも利用して使い比べてみるのはいかがでしょうか? 費用には差がありません。どの会社もまだ規模が小さいためか、SXSWのようなイベント時にはシステムが追い付かず、呼んでも車がなかなかこないケースもあります。手間はかかりますが、安心して移動するためには3社ともダウンロードしてして使うことをおすすめします。時間帯によって各社の料金見積が違うケースもありますので車を呼ぶ前に概算費用を確認しましょう。 最後までお読みいただきありがとうございました。アメリカではテクノロジーの進歩により市場が目まぐるしく変動しています。アメリカのスタートアップはそういう市場に柔軟に対応して激しい競争を勝ち抜いています。ユーザーも変化に柔軟に対応し、ハプニングにも面白がっておおらかに対応しています。 アメリカへお越しの際は是非、Nissho Electronicsへお立ち寄りください。優秀なスタッフが最新事情をお話し致します。 お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。 こんなことを調べてほしい!などございましたらぜひご連絡ください。 日商エレクトロニクスのサービスの詳細はこちからから

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Video 04/09/2017 IoT | シリコンバレー | プラットフォーム Team Nelco

新たな価値を提供する、ハイテクプロダクト8選

シリコンバレーに本社を置く企業がAIを搭載したハードウェアを次々と発表しています。 参考:CES2017 注目はAmazon Alexa。IoT Securityはまだこれから 大企業だけでなく、スタートアップもハードウェア市場にどんどん参入しています。ハードウェア開発は資金調達や開発面でハードルが高いと思われがちですが、現在はそうではありません。クラウドファンディングを利用して開発前にユーザーから出資を募ることが可能です。さらに、3Dプリンタに代表される新しい工作機械や、高性能で安価なマイクロコンピュータの登場により、参入障壁が低くなっているのです。 競争の激しい市場で勝つために必要なものが、カスタマーバリュープロポジションです。実際に商品を使用する人にどういった価値を提供するのかを開発の段階からよく考えて作られている製品が成功しています。なぜこの会社のこの製品を買うのか。それを明確にすることで人に必要とされる製品を生み出すことができるのです。 製品を販売するクラウドファンディングのプロジェクトでは、出資者へのリターンとしてその製品を送ること多いです。出資者がそのままその商品がほしい顧客の数と判断することができるため、どういった製品が必要とされているのかを知ることができます。 今回は、クラウドファンディングサービスを利用して出資者の獲得に成功している最新のハイテクプロダクトを中心にご紹介します。 1. iota Tracker : リアルタイムGPSトラッカー iotaは、大切なものをなくさないためのハイテクプロダクトです。消しゴムくらいの大きさのGPSトラッカーで、アクティビティモニタリング、モーションセンシングをすることができます。ペットや子供、自転車やバイク、財布などにつけておくことで、いつでも場所を把握することが可能です。また、セーフフェンシング機能を利用すると、仮想的に地図上にフェンスを設けることができ、例えば子供が自宅からある一定の距離を離れるとアラートを上げることも可能です。 2. Zipline : ドローンを使ったヘルスケアサービス Ziplineは医療品を迅速に届けるサービスをルワンダで展開しています。ルワンダでは道路が整備されておらず、緊急時に輸血用の血液などを迅速に届けることが不可能でした。Ziplineは、この問題にドローンを使って解決しています。陸路を利用した場合、数時間かかるところを、ドローンを飛行させて15分程度で届けるサービスを提供し、「命を救うドローン」を飛ばしています。 3. uArm Swift : パーソナルロボットアーム uArm Swiftは、3Dプリンティングやレーザー彫刻が可能なデスクトップ型のオープンソースロボットアームです。プログラミング用のソフトウェアも付随し、ロボットアームに様々な動きをさせることができます。 また、アームの先端部分に様々なアタッチメントをつけることによって、機能を拡張することも可能です。例えば、ペンをつければ絵を描くこともできます。さらにLeap Motionのようなモーションセンサーデバイスと組み合わせれば、自分の腕の動きと同じ動きをロボットアームにさせることも可能です。 4. The Everlast Notebook : 永遠に使えるノート Everlastノートブックは無駄な紙を使用しないノートです。ペンと紙を使用するがデジタル時代に合うようにデータをクラウドで保存することも考えて作られています。 「書く->スキャン->クラウドに保存->タオルで拭く」を繰り返すことによって、1冊のノートを使い続けられるというコンセプトとして掲げています。開発元のRoketbook社はこのほかにも、電子レンジでチンすると字が消えて、もう一度書くことができるRoketbook Waveも販売しています。 5. Vinci : 世界初のAI搭載ヘッドフォン Vinciは会話をしながら音楽をおすすめしてくれるヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスヘッドフォンでありながら、ボイスコントロール可能なAIが搭載されています。AIに話しかけることで音楽の再生ができます。さらに、AppleのSiriやAmazonのAlexaのように天気を確認したり、Uberをリクエストしたり、レストランを探すこともできます。iPhoneやAndroid端末などのスマートデバイスと同期することは必要なく、ヘッドフォンだけで動作します。 6. CINEMOOD Storyteller : 手のひらにのるプロジェクター CINEMODD Storytellerの開発者は2人の子供の父親でもあります。子供の体験をより豊かに、家族の繋がりを深めるために開発した、子供向けのコミックやオーディオブック、電子書籍などのコンテンツがプリインストールされた小型プロジェクターです。 7. CZUR scanner : スマートスキャナー CAUR scannerはデジタルライブラリを簡単に早く作ることを助けることを可能にしました。デスクトップ型のこのスキャナは、これまでのスキャナの20倍のスピードでスキャンすることができます。また、WiFiに接続することができスキャンしたデータはすぐにクラウドに転送され、高速にOCR処理がされます。 8. Soundbrenner Pulse : バイブレーティングメトロノーム Soundbrenner Pulseは、ミュージシャンが開発したミュージシャンのためのウェアラブルスマートデバイスです。腕や足などに装着することが可能で、振動を利用して、リズムを知らせることができます。また、バンド演奏の際には複数人のデバイスを同期させることも可能です。 まとめ 「最新のハイテクプロダクト」と言っても技術の側面だけを見ると、”最新”というよりはよく知られたものが多いように思います。ただし、その技術の適用領域や利用の仕方には様々な工夫がなされています。 ドローンは最新の技術ですが、日本国内ではドローンを飛ばすこと自体が規制などにより難しい状況であるし、子供用、大人用のおもちゃとして販売されています。そんな中、Zipline社が提供する「命を救うドローンサービス」は、素晴らしいケースと言えるのではないでしょうか。 そのほかの製品やサービスも、最新の技術、既存の技術、そしてサービス、ビジネスモデルをうまく組み合わせてユニークで価値のあるユーザー体験を作り出そうとしています。   Nissho Electronics USAではシリコンバレーから旬な最新情報を提供しています。 お問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。日商エレクトロニクスのサービスの詳細はこちからから

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Blog 03/30/2017 ICT全般 | SDN/NFV | トレンド Daisuke Yamamoto

シリコンバレー駐在を振り返る − 2014年~2017年

こんにちは。Nissho Electronics USA山本大輔です。 2015年8月からスタートした当社のブログサイト。気が付けば、今回で私の書く記事は16記事目となりました。いつも読んでくださっている方、本当にありがとうございます。タイトルから察せられると思いますが、この3月末をもって、日本に帰任することになりました。今回は2014年からの3年間、主にテクノロジートレンドの遷移を中心にシリコンバレーでの活動を振り返ってみたいと思います。 ビッグデータやIoTが注目されはじめた 2014年 2014年に流行っていたキーワードとしては、当社の事業領域においては、OpenStack、Big Data Analytics, SDN/NFV, IoT,  Cyber Security, Web-Scale, NVMeといったところでしょうか。特にOpenStackに関しては、多くの事例が出てきており、この年が注目を集めるピークの年だったと思います。 SDN/NFVに関しては、AT&TのDomain2.0を筆頭にTelco中心に普及が始まってきました。ETSIのフレームワークがあらゆる所で取り沙汰されていましたね。サービス・チェイニングやvCPEなどがとても注目されていました。Cyber Securityに関しては、米国小売2位のTargetのクレジットカード情報などの漏洩事件や米国最大手のイーコマースeBayの顧客情報漏洩事件などが大変話題になりました。侵入を防ぐではなく侵入をいかに早く検知するかという方向にセキュリティの考え方が変わってきました。IoTはまだこの年はどちらかというと、ウェアラブルが注目されていたなぁという印象です。 コンテナ/Dockerが世界で広く認知された 2015年 この年に流行っていたキーワードとしては、コンテナ/Docker、SD-WAN、Blockchain、マイクロサービス、Virtual Assistantなどでしょうか。なかでもコンテナ/Dockerはこの年に一気に最注目のテクノロジーとして世に広く認知されたように思います。この年のDockerconはチケットが早々にSold outになったのを鮮明に記憶しています。前述したOpenStack界隈もコンテナ絡みの話題が尽きない状態でした。 ネットワークに関しては、SD-WANがなかなかエンタープライズに普及しないSDNのキラーツールとなり非常に注目を集めました。ONUG(Open Networking User Group)でもSD-WANはトッププライオリティで議論されていました。Viptela社のGAPの事例などが有名ですね。また、2015年は過去最大のM&Aの額を記録した年でもありました。代表的なDellによるEMC買収もこの年に発表されましたね。他にもNokiaによるAlcatel-Lucentの買収、AvagoによるBroadcomの買収、IntelによるAlteraの買収、WesternDigitalによるSanDiskの買収などBig Dealが軒並み続き、テクノロジー業界の再編を感じる年となりました。 冬を乗り越えたAI 2016年 2016年は何といってもAIでしょう。2度の「AIの冬」を乗り越え、3度目のブームの真っ最中という感じです。あらゆる領域でAIというキーワードが盛んに取り上げられていました。最近のスタートアップはだいたいAIをベースにしたテクノロジーを活用していると言っても過言では無いかもしれません。Amazon Echo/Alexaを中心にコンシューマー向けの商品も数多くリリースされ、非常に認知度が上がったと言えます。 そして、記憶に新しいPokemonGOの大ヒット。これによりAR/VRが次世代のインターフェースとして大注目を集めることになりました。DaqriというAR関連のスタートアップはARを搭載した建設現場向けのスマートヘルメットなどをリリースしています。また、2016年は初めてNon-Tech企業によるTech企業の買収数がTech企業による買収数を上回った年でした。まさにあらゆる企業がテクノロジー企業になる、Digital Transformationの幕開けを予感させる年となりました。   Web Giantsの影響力が強大に 年々、感じることとして、Facebook、Google、Netflix、UberといったWeb Giantsの影響力がますます強くなってきています。ベンダー主導ではなく、ユーザーコミュニティが主導するオープンソースベースのエコシステムの拡大を強く感じました。ベンダー主催のカンファレンスやイベントよりもユーザコミュニティ主催のイベントの方が個人的にも得るものが多いと感じました。 その他 テクノロジーとは関係ありませんが、物価について。最近少々落ち着いた感はありますが、家賃の高騰具合は信じられないものでした。実はそれこそがシリコンバレーに人が集まる、金が集まる、を最も実感できたことかもしれません笑。日本にいる方にはなかなか伝わりづらいのですが、シリコンバレーエリアは家賃だけでなく、ホテル、レストラン、食品などあらゆるものが東京の物価の1.5倍はします。ご出張時にはご注意ください。 最後に 私のつたないブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。私は帰任しますが、他のNissho Electronics USAメンバーが引き続き、シリコンバレーのトレンド情報を発信し続けていきますので、引き続きご愛顧のほど、宜しくお願い致します。 お問い合わせフォームより、どうぞお気軽にお問い合わせください。日商エレクトロニクスのサービスの詳細はこちからから  

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Blog 03/27/2017 Yukiharu Matsugu

SXSW2017 現地レポート#1 – Startupの登竜門、Accelerator Pitch Event

こんにちは、Nissho Electronics USAの真次です。 IT、音楽、映画の祭典 South by Southwest(以下SXSW)に参加してきました。 SXSWは3月10日から19日にわたってアメリカ南部のテキサス州オースティンで開催され、1987年 から続いている歴史あるイベントです。イベント会場も街中にあり、カンファレンスというより街全体のお祭りといったかんじ。会場近くの6th Streetは歩行者天国となり、夜遅くまで音楽とお酒を楽しめます。 今回はInteractive(IT分野)の目玉の一つであるAccelerator Pitch Eventをご紹介します。 Accelerator Pitch Eventとは世界で500社以上のStartupが応募し、革新的なStartupを選ぶイベントです。過去の受賞者たちはその後、71%が31億ドルを超える資金を獲得しており、14%が買収されています。厳しい予選を勝ち抜いた50社のFinalist(10カテゴリ)がSXSWの会場で登壇し、カテゴリ別Accelerator(Winner)が10社選ばれます。さらにその翌日にはAccelerator 10社が改めて登壇し、最も革新的なStartupがSuper Acceleratorとして選ばれます。 Accelerator Pitch event概要 3人の審査員を前に2分間のプレゼン、5分間の質疑応答を行います。 <選考基準は5つ>  Creativity            オリジナリティ、ユニークさ  Potential   アイデアのポテンシャル  Goodness   世界に与えるインパクト  Functionality  ユーザーインターフェスの使いやすさ  Team/People  チームメンバー プレゼンの様子。審査員はVCなどの著名人が参加。距離が近くてプレゼンターの緊張を感じることができます。 Accelerator賞を獲得したトップ10社 Transportation Technology:SPLT (エンタープライズ向けカーシェアリングプラットフォーム) Social & culture:Lily (女性による女性のためのChatbotを活用したファッションリコメンデーションサービス) Enterprise & Smart Data:Deep 6 Analytics (医療情報共有プラットフォーム。AIを活用し最新の治療方法を数分で提示する) Health & Wearables:sound Scout (子供向け映像学習プラットフォーム。ゲームをしている感覚で勉強できる) Innovative world :Thimble.io (子供が夢中になる工作機械キットを月一で送るサービス)                Sports:Brizi (スタジアムの感動向上サービス) Payment & fintech: CNote (社会貢献のためのFintech。眠っている資産を活用して2.5%の利率を実現) Security & Privacy :UnifyID (6歩歩くだけで個人認証を行うパスワードいらずのセキュリティ) Entertainment & content : Laughly (コメディファンのためのストリーミングサービス) Augmented & Virtual Reality : Lampix (ARでオフィス作業をもっと便利に。ランプ型ARプラットフォーム)   この中から、Super Acceleratorに選ばれたCNoteを含め5社をご紹介します。 今回、最も革新的なサービスに与えられるSuper Acceleratorを受賞したのはCNnoteでした。 1位 CNote  – 社会貢献のためのFintech Super Accelerator ( Payment & Fintech 部門 Accelerator) アメリカでは日本同様普通口座はほぼ利子が付きません。 統計では$3000億ドルの預金がお金を生んでいないといわれています。 CNoteはその休眠資産を集めて、CDIF(地域活性化など社会的な問題に低金利で投資する金融機関)に投資し、サービス利用者には2.5%の利率を実現します。2016年5月にサービスを開始し、$700万ドルの預金を集めています。社会性を前面に出したサービスが評価され、Super Acceleratorに選定されました。 SPLT – エンタープライズ向けカーシェアリングプラットフォーム Transportation Technology  Accelerator SPLTは従業員同士の通勤の乗り合いサービスを提供します。従業員はUberを使っているような感覚で従業員同士の乗り合い通勤をすることができます。利用する側は通勤費用を抑え、車を持っている人は収入を得ることができます。従業員の満足度向上とコスト削減を同時に実現します。125社以上で利用されており、BoschやHondaの工場などが事例になっています。SaaSサービスで、登録者数で料金が変わります。  Lily – ファッションのリコメンデーションサービス Social & culture Accelerator 女性による女性のための洋服おすすめサービス。chatbotのLilyと会話するだけで、Lilyがあなたの好みを理解し、洋服をすすめてくれます。LilyはDeep Learningで感情を理解し、おすすめする理由まで説明してくれます。基本利用は無料で洋服を購入することで費用が発生します。Lilyを利用する3人に1人が洋服を購入しています。 Deep 6 AI – 医療情報共有プラットフォーム Enterprise & Smart […]

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